今回は14本のクラブの中でも1番幅を利かせているアイアンを少しクローズアップしたいと思います。
最近のドライバーは年々大きくなってきていますが、アイアンもPRGRのEGGやマルマンのシャトルなど大型化ヘッドが出てきておりますが、なぜか陳列棚の隣にはシャープな小顔アイアンも並べられているのです。(ドライバーで言うところの300ccのヘッドも横に並んでいるのと一緒のことですよねぇ〜)
そう!アイアン選びで最も大切だと感じるのが、そのお客様が何を1番重要に感じてらっしゃるか!と言うことで大きく左右されるのです。それはドライバーの10人中ほぼ10人が飛んだ方が良いという事ではないところが、より個性が出てくるところではないでしょうか?
では何を重要に選んでいらっしゃるかと言うと、
最も多い2つが「飛距離が大切なのか?」「コントロールが大切なのか?」
のどちらかです。
本当はどちらも大切なのですが、これがなかなか2つ同居しないのが難しいところなのです。それは何故か?飛距離を出そうとするとどうしてもヘッド形状は大きくなってしまいます。
大型ヘッドでボールの捕まりを良くするためにグースを入れる場合がほとんどです。また、ボールも上がってほしいので重心が低く重心深度が深い設計になります。(ロフトを立てても上るのです)
飛ばすための要素としてインパクト時の反発を上げるため硬い素材を使用します。そうする事で、ボールが弾き高弾道で距離が稼げるのです!
もう1つはヘッドが大きいとキックバック力(フェースが返ってくる時にかかる力)が強くなるので、よりパワーが出て弾くのです。
これが今クラブメーカーが最もアマチュア層で多いと考える
H/S37〜40m/s前後の方々向け=アベレージゴルファー向けと言っているモデルの代表的クラブです。
この代表選手が皆様ご存知のXXIOです。
では、何故難しいとされているのにマッスルバックは今でも発売されているのでしょうか?
本来アイアンとは地面から打っていくものなので、お客様のスイングスタイルによってもヘッドの形状が違ってきます。例えばダウンブローに打つ方が、あまり重心が低過ぎると吹け上ってしまったり、そこにシャフトの硬さが関わってくると高く上っているのに飛距離が出ていないやボールが止まらないという現象が出ます。
また、1番多いご意見が「打感が良いのがいい!」こちらは少々内容がマニアックになってきますが、この打感がいいというのが手に伝わるものであったり、音だったりします。(これはボールによっても変わりますが…)
当店では、やはりここにこだわりを持たれている方が多く、そうなるとやはり軟鉄鍛造ヘッドを選ばれます。
最近ではこの軟鉄鍛造モデルでも飛距離が出るものもあります。このタイプに多いのが2ピース構造でフェースがステンレスで出来ていることが多いです。(そうした方がインパクト時の弾きが良く、初速が上り飛距離に繋がるのです)
代表的なクラブではXXIOフォージドやレガシーなどです。これらはロフト/ライ角調整が可能という利点もあり人気ですが、やはり1ピース構造のモデルと比較しますと少し打感が硬く感じます。(個人差はありますが…)
そうなってくると打感の1番良いとされる1ピース構造がいい!となりますが、やはり顔が小さくこれらのモデルにはストレートネック形状が多く、ダウンブローに打つ人のために作られたシャープな顔立ちでソールも薄いタイプになります。(クラブメーカーの言う上級者モデル)
マッスルバックなんかはもう「練習サボるなよ!!」とクラブが言っているようにすら感じます。このモデルは比較的H/Sが速い方のために(H/S43m/s以上)造られていることが多く、左にボールが出にくくなっています。また、このタイプは芯が狭いのですが、大型ヘッドよりもボールコントロールがしやすいため、プロ使用モデルが多いのです。(あのタイガーはヘッドの大きさはボールの大きさだけあればいいと言ったそうな…さすが!!)
アイアンを選んでいただく時に大切にしていることが、当然H/Sも重要なのですが、
それよりも現状使用しているクラブよりも飛距離を重要視しているのか?それともコントロール性能なのか?どちらを優先に考えていらっしゃるかをアンケートさせていただき、店頭で構えやすさを見ていただき、打感をテストしていただく事が1番良いと思います。
本などでは物理的なことやテスターがテストしたデータがよく書かれていますが、1番大切なのはその方がどう感じるか!フィーリングを確認していただいた方が良いと思います。
気に入ってしまうとトコトン付き合うのがアイアン!14本の核となるアイアン選びをぜひご一緒に選ばせてください。ご来店お待ちしております!!!